どうなるコインチェック、過ぎる時間、消えたNEM

消えたネムの画像
tigerlily713 / Pixabay

コインチェックのNEM消失騒動はその後新たな展開をみせていません。13日から円の出金を再開しましたが、これは本来コインチェックが顧客から預かったままだった日本円なので、何億出金されようと、元々コインチェックの口座に入っていたもので、出金できて当然のものになります。

消えたNEM問題については事件発覚から1ヶ月が経とうとする今になっても何も続報がなく、予想では「日本円で補填する」と宣言しておきながら実際は資金源を探しているのではと言われています。仮想通貨はすでにコインチェックの手元にないので、新たに日本円の資金提供者が必要なわけです。

仮想通貨で顧客に戻せという訴訟も起きていますが、仮想通貨で戻す場合は新たな日本円を調達してそれを基に現在の価格で仮想通貨を買って顧客に戻すことになるので、手間もコストもかかりますし、日本円を調達しないことには何も始まらないので、解決がより複雑になるだけということになります。

ただただ経過する時間に、消失した対象顧客の人々以外の関心が徐々に薄れつつあります。オリンピック期間中はコインチェックや裁量労働制の問題なども二の次になっていました。オリンピックが終わり、コインチェックにも続報を求める声が高まって来そうです。

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